効果と仕組み

効果

効果1 美味しく冷凍

「ピチット」は、表面だけではなく、食材内部の水分や生臭みを取り除きながら冷凍するので、凍結時の組織破壊を抑制することができます。また、食材に密着しているので食材表面に霜が付着せず、冷凍保存中の冷凍焼けも抑えることができます。
よって、「ピチット」で包んで冷凍すれば、一般的な冷凍庫による緩慢(ゆっくり)冷凍でも美味しく冷凍することができ、余った食材を手軽に冷凍保存、必要な時に美味しく食べることができます。

冷凍の仕方

  • STEP 1

    魚などの内臓等は
    きれいに取り除く

  • STEP 2

    食材をピチットで包む
    (あるいは挟む)

  • STEP 3

    密封ポリ袋等
    に入れる

  • STEP 4

    冷凍庫に入れて
    冷凍する

効果2 美味しく解凍

冷凍食材を「ピチット」で包めば、水分や生臭みを取り除きながら解凍することができ、食材の美味しさを損なうドリップを抑えるとともに、旨みを凝縮させることができます。よって、冷凍マグロ、冷凍ホタテや殻なしの冷凍エビなども、上手に美味しく解凍できます。

※解凍前の食材が適正な状態で冷凍保存されていなければ、「ピチット」の効果は得られません。

解凍の仕方

  • STEP 1

    流水で表面の
    氷を落とす

  • STEP 2

    ペーパータオルなどで、
    表面の水を拭き取る

  • STEP 3

    ピチットに食材が
    密着するように、手で軽く
    押さえて包む

  • STEP 4

    ピチットに包んだまま
    冷蔵庫で解凍

コラム

肉や魚介類の7~8割は水分でできています。食材の表面や細胞の中の水分を氷の結晶に変化させることを「冷凍」と呼びます。「水」を凍らせると膨張しますが、そのような変化が食材内部にも起こり、細胞を破壊させる原因となります。
市販の冷凍食品などは、急速冷凍により、氷の結晶も小さく、細胞膜の損傷を防ぐことができますが、一般的な冷凍庫の場合は凍結速度が緩慢なため、氷の結晶が大きく成長することで細胞膜を破壊し、解凍時に旨みや栄養分とともにドリップとして水分が流れ出てしまい味が劣化します。
しかし「ピチット」で包めば、一般的な冷凍庫でも内部の水分も取り除きながら美味しく冷凍できます。また、シートが食材に密着して表面に霜が付かないため、冷凍焼けも防げます。

マグロの光学顕微鏡画像

解凍時ピチット使用
解凍時ピチット未使用

効果3 ドリップ抑制

ドリップとは、食材の栄養や旨み成分などが水分と一緒に流れ出てしまうことです。食材内部から水分を取り除く「ピチット」で包めば、ドリップを抑制するだけではなく、旨みを凝縮することもできます。

効果4 食材の身を締める

「ピチット」で包めば、水分を取り除くので食材の身が締まり、美味しい歯ごたえになります。塩を使わずにコハダなどの下処理もでき、味の滲み込みも良くなります。
食材の色目やツヤをアップさせる効果もあります。特に、マグロの赤味は鮮やかに、フグは透明度がアップ、鶏肉はツヤが向上します。

効果5 調理時間短縮

水分が取り除かれているので、包んだ後の食材は調味液や調味料が滲み込みやすくなります。マリネやカルパッチョなど、調理時間を短縮し効率的に美味しく仕上げることができます。

効果6 ヘルシー

「ピチット」で包めば、塩を使わなくても食材の水分を取り除くことができます。よって、減塩の干物や塩辛など、塩分控え目のヘルシーな料理を作ることができます。

効果7 メニュー拡大

包むだけで水分を取り除くことができるので、簡単に減塩の自家製干物や塩辛、こだわりの燻製、生ハムなどを作ることができます。
空気や紫外線に触れず、低温(冷蔵庫)で作ることができるので、脂質の酸化も抑えることができ、美味しく衛生的です。

効果8 調理の効率向上

揚物や天ぷら

  • 油はね防止
  • 早く、カラッと、香ばしく揚がる
  • 油の劣化防止

「ピチット」で包んだ食材は、水分が内側から取り除かれているので油はねが抑えられます。また、表面が短時間で固まりやすいため、内側の水分と一緒に旨みが逃げ、美味しくふっくらと仕上がります。

焼き魚

  • 火の通りが良くなり、短時間でこんがりと焼きあがる
  • 焼き網にこびりつきにくい
  • 煙が少ない

「ピチット」で包んでおけば、表面だけではなく、内側からも水分が取り除かれているので、焼いている間に失う水分を抑えることができます。よって、魚を焼く時の煙が少なく、火の通りも良いので、短時間にこんがりと焼き上げることができます。また、皮が破れたり、身くずれが少なくなります。

煮魚

  • 身くずれが少なくなる
  • 煮汁のしみこみが良くなる
  • 調理時にフタをしていても臭いがこもらない

「ピチット」で包むと生臭みを低減できます、よって、調理時の臭いも抑えることが可能です。

刺身

  • 旨みが凝縮
  • 食材のドリップを低減(特にマグロの赤身やホタテなど)
  • 身が締まる
 

仕組み

「ピチット」の仕組み

「ピチット」の秘密は、目に見えない穴の開いた2枚の特殊な食品用半透膜フィルム(ポリビニルアルコールフィルム)と、その間にはさまれた高い浸透圧を持つ食用糖類(水あめ成分)、吸収した水分を保持する昆布成分(糊料)の働きによる"浸透圧パワー"にあります。

527

「ピチット」に食材を接触させると、目に見えない穴の開いた半透膜フィルムから、食材の水分と分子が小さい生臭み成分が、浸透圧によって濃度の濃い食用糖類(水あめ成分)に吸収されます。
水の分子に比べて旨み成分の分子は大きいので、半透膜フィルムの穴を通ることができず、食材に残ります。

447

魚肉中の生臭み成分(揮発性塩基窒素)の経時変化当社調べ

サバの場合

イワシの場合

●はピチットでの保存
○はラップでの保存
数値が大きいほど臭みが強い

「ピチット」による脱水処理は、
食材の生臭み除去に効果的

法人・シェフのお客様 お問い合わせはこちらから