調理メリット
調理メリット
1美味しさアップ
- 水分を取り除きながら冷凍するので、凍結時の細胞破壊を抑制し、旨みも凝縮させます。
- ドリップを吸水しながら解凍するので、解凍時の組織破壊を抑制し、旨みを凝縮させます。また、解凍した後の食材からはドリップが出ません。
- 熱や風を使わずに低温で水分が取り除けるので、脂質の酸化の抑制ができ、また、衛生的です。
2作業効率アップ
- 包むだけなので、誰にでも簡単にできます。
- 熱の通りが良くなるので、調理時間を短縮することができます。
- 調味液や調味料の滲み込みが早くなり、調理時間を短縮することができます。
経営メリット
1ロス削減(コストダウン)
- 美味しく冷凍・解凍が出来るので、旬の時期や食材が安い時にまとめて購入、必要な時に必要な量を使うことができます。
- 煮魚用の魚は干物に、豚ロースのブロックは生ハムに、刺身用ホタテは燻製に、 その日に余った食材を、美味しく二次利用することができます
2効率アップ
- 油はねを抑えることが出来るので、油汚れによる掃除時間が短縮できます。そして、クリーンな衛生環境を維持できます。
- 調理経験の少ない方など、誰でも簡単に使うことができるので、作業を標準化することができます。
3利益率アップ
- 熱の通り、味の滲み込みがよいので調理時間が短縮でき、ガス代・電気代の節約ができます。
- 油の劣化が抑えられるので、油のコストを削減することができます。
4集客率アップ
- 手作りメニュー、減塩メニューなど、メニューの幅を広げることができます。
- 食材の旨みが凝縮するので、ワンランク上の味を提供することができます。
ピチットの使用例
「ピチット」の効果がよくわかる食材。あまり「ピチット」に適さない食材。
水分と生臭みを取り除く「ピチット」は、様々な食材を簡単に美味しくすることができます。けれども、食材によっては向き・不向きがあるのも事実です。以下を参考に、ご使用ください。
「ピチット」の効果がよくわかる食材
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臭みが気になる食材
→青魚や養殖魚の生臭みを取り除くことができるので、そのような臭みが苦手な方に有効
食材例) イワシ/サンマ 等
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水っぽくて臭いが気になる食材
→水分や生臭みを取り除き、ドリップを抑制しながら旨みを凝縮
食材例) 鶏もも肉
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冷凍食材の解凍
→水分と生臭みを除去することで、解凍時に出るドリップを抑制し、旨みを凝縮
食材例) 冷凍ホタテ 等
あまり「ピチット」に適さない食材
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脂肪分が多く、水分が少ない食材
→「ピチット」の効果がわかりにくい
→長めに「ピチット」をしてしまうと、ジューシーさがなくなり、口当たりも悪くなる
食材例) 霜降肉/まぐろのトロ 等
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もともと水分の少ない食材
→生臭みは取り除くことができるが、食材にパサつき感が出ることがある
食材例) 鶏のささ身/鶏のむね肉 等
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もとから塩で締めてある食材
→既に塩で締めてあるので、水分を除去する必要はありません
食材例) 塩サケ 等
こんな食材にも「ピチット」を!
じゃがいも
スライスして「ピチット」で包めば、カラッとしたポテトチップが油はねもなく作れます。
トマト
スライスして「ピチット」で包めば、トマトの汁気でパンが水っぽくなりません。
豆腐
「ピチット」に包んでおけば、揚げ出し豆腐や麻婆豆腐などの豆腐を美味しく下ごしらえできます。
アドバイス
重石をして豆腐を崩してしまったり、形がゆがんでしまったり、均等に水分が抜けていなかったりと、豆腐 の水切りは意外に難しいものです。けれども「ピチット」に包んで脱水させれば、上手に豆腐の水切りをすることができます。目安の時間は、豆腐1丁で約2時間、厚みを半分にしたり、予めさいの目切りにしたものは約50分。水分量が多く、周りに水が漏れてしまうことがあるので、お皿やトレイなどの上に置いてお試しください。